在校生のお話(2年生動画)
在校生のお話(社会人編)
■県内高校出身 男性
私が看護専門学校で学んだ中で深く考えた事は、患者様の個別性を大切にするということだ。入学する前までは、この病気にはこの対応などとパターン化しているものだと思っていた。しかし、授業や実習を通して、看護師は患者様1人1人の個別性を大切にし、尊重しながら看護を行っているということが分かった。こうような経験により私も患者様の個別性を大切にできる看護師になりたいと思った。
■県外高校出身 女性
患者様に寄り添った看護を行うためには、まず看護する対象を理解することが大切であると思います。そのためには対象を取り巻く環境や疾患について理解する必要があり、そこから対象は何を必要としているかを考えるために、健康な状態、普通を知ることが大切だと考えました。その中で解剖生理学では人体の仕組みについて様々なことを学び、それらの知識は、いま学習している病態学や成人看護学等を学んでいく中で、基礎知識となり、より理解を深めることにつながっていると考えます。人間に興味を持ち、理解しようとする為には、知識が必要だと考えるので、これからも学習を深めていきたいと思いました。
3年次は他者とのコミュニケーションの図り方を深く学んだと思いました。1年次の時に講義で基礎的な技術を学び、それら学んだ事を基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱの実習において実際を学ぶことができました。しかし、小児実習で初めて言語的コミュニケーションを図ることが困難な対象でとても戸惑った。また、精神看護学実習では、治療的コミュニケーションの必要性とその中で意図的に関わっていくことの大切さ・難しさを学びました。これらの実習を通して、様々な患者様と接し、その人に応じたコミュニケーション方法、接し方、話の内容的なことなどを考え、どのようにしたらより良い関係が築けるか考え学び続けます。
■県内高校出身 女性
私は、看護する上で必要な基礎知識について学びました。臨床に出た時に必ず必要なベッドメイキングや清拭の方法、人の身体について深く学んだ解剖生理学では、身体の複雑さや各機能のつながりの深さにとても興味をひかれました。また初めて行った基礎実習では、患者さんとのコミュニケーションの大切さと、看護師に必要な技術や知識、患者さんに対する態度などを実際に見て体験することができ、今学んでいることの大切さを改めて感じることができました。
学習している内容の濃さや量はとても多くて、焦りや不安を感じることもあるけれど、周りの人と協力し励まし合いながら、充実した毎日を過ごすことができています。
■県外高校出身 男性 3学年
実際に看護学校で色々なことを学んでみて、身体の成り立ちや機能について深く知ることができ、また、座学だけでなく、ベッドメイキングや清拭、体位変換などの看護技術を学び、実践できる力を身に付けることができました。
実際、実習に行ってみて、患者様が持っている疾患だけでなく、その疾患に対する合併症や、ケアを行う上でのリスクも視野に入れて、看護を行っていかなければならないということを、改めて気づくことができました。そして、患者様と関わっていく中で、コミュニケーションの大切さを知り、看護師にとってコミュニケーション能力はとても重要だと感じました。入院している患者様は、さまざまな思いを抱いており、その気持ちに寄り添い、思いを引き出せるような優しい看護師になりたいと強く思いました。
看護の道はそう甘くはありませんが、日々の勉学に励み、自分の理想とする看護師像に、少しでも近づいていけるように頑張っていきたいと思います。
■県内高校出身 社会人 女性
入学前は、30歳を過ぎてからの学校生活に、慣れることができるか?クラスの人達と上手くやって行けるか?そして何より子ども(2歳)を抱えての学校生活に、とても不安を抱いていました。
看護学校は日々たくさんのことを学び、試験も多く、その時だけの勉強ではとてもついていけません。また分からない所を分からないままにしておくと、すぐ勉強内容についていけなくなり、置いて行かれます。1つ1つの授業の大切さや、計画的に学習することの重要性をとても感じています。分からない所があれば担当の先生の所に質問に行き、クラスの人達と教え合いながら、切磋琢磨しながら学生生活を送っています。
また勉強以外にも、歓迎レクリェーション・運動会・お祭への参加など、体を動かしたり、楽しい行事もたくさんあります。年齢層も様々で、自分にはなかった考え方を知ることができ、刺激も多いです。勉強だけでなく、人間関係においても成長できる場所だと感じています。